戦術と戦略

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日は朝方の曇り空から小雨がぱらつき、やがて本降りとなりました。

その為、高校野球地区予選の準々決勝・第2試合が順延になりました。

 

久々の雨で、(湿度が高いのは我慢して)気温が上がらず快適でした。

おかげで、外に出掛ける用事をいっぱい終えることが出来ました。

それはよかったのですが、

社内の滞留時間が少なく、ブログを書きそびれた次第です。

失礼いたしました。

 

話はまったく変わりますが、

今日ランチェスター本を読み返しておりました。

(以前書いた”ランチェスターの法則”のブログは下記を参照下さい。)

 

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=678

 

その中に「なぜB-29は戦略爆撃機と言われるか?」という箇所がありました。

 

第二次世界大戦中のこと、アメリカ軍は学者を集めて、

戦争を科学的、数学的に研究しました。

その時、クープマンというコロンビア大学の教授が、

戦争力を戦術力と戦略力に分けて考えたのです。

 

戦術力は敵軍と直接戦う戦力を言い、

戦略力は敵の生産拠点、補給拠点を攻撃する戦力のことを指します。

(長期戦になった時、兵力・武器弾薬・食料の生産・補給が勝敗を左右することから、

戦力の概念を2つに分けたのです。)

 

B-29は戦闘機ではありません。

重い爆弾を長距離運び、敵の生産・補給拠点を攻撃する為に開発された爆撃機です。

だから、戦略爆撃機と呼ばれるのです。

 

経済の用語としてよく登場する「戦術」と「戦略」ですが、元はここから来ています。