鉄を寝かす!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は大雨でした。

一日中降り続くと思われるほどの雨足でした。

ところが、

気が付いたら(AM10時頃)止んでいて、青空が広がっておりました。

 

そして、暑い日となっております。

う~っ!

 

さて、本日の表題は「鉄を寝かす」です。

 

家具の世界では「木材を寝かす」と言うことばはよく使います。

時間を掛けずに乱造した材木は、”そり”とか”割れ”を引き起こすからです。

乾燥不足が原因です。

 

同じようなことが、鋼材でもあることを今日知りました。

 

印刷の業界紙に載っていた記事の一節です。

「ドイツの印刷機メーカーW&Hは、機械の精度と耐久性を良くするために、

鋼材を40~50年間寝かす。」

とありました!

 

え~っ!

本当なの?

 

どうも、そうらしいです。

 

刃物屋さんのHPにこんな記述がありました。

 

「焼き入れした鋼は硬くなりますが、焼き入れ後すぐの状態は分子が荒れた状態です。

当店では最低2ヶ月間寝かせて、分子を滑らかにすることで、

より硬度が増した、切れの良い製品を作っています。」