おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。
昨日に引き続き学習机についてお話しいたします。
本日は「元スチール家具系学習机」についてお話しいたします。
私が小学校1年生だったのは・・・え~っと、50年近く前
えっ50年! ショック!・・・はさておき。
当時、既に我が家は家具屋を営んでおりました。
だからと言うか、私は学習机を与えられていました。
それは、木製の普通の学習机です。
(実は今でも我が家にあります)
だから、当時はスチール家具メーカー(オフィス家具メーカー)の学習机は、
まだ一般的ではなかったと思われます。
スチール家具メーカーの代表格㈱イトーキのHPを見ると、
1962年(昭和37年)にホームデスク、スチューデントデスク発表と出ています。
私は1955年(昭和30年)生まれですから、1年生の時には、他のメーカーが発売していても、
たぶん、発売されたばかりであまり浸透していなかったんでしょうね。
(イトーキの年譜は下記参照)
http://www.itoki.jp/company/history.html
しかしこの後、スチール家具メーカー(オフィス家具メーカー)は学習机に力を入れていきます。
そして、爆発的な人気商品が出ました。
ライダーデスクです。
知っていますか?ライダーデスク。
下記の頁を見て下さい、写真も出ています。
http://www.koizumi.co.jp/60th/nenpu/index.html
コイズミブランドのこの学習机は空前の大ヒットを記録しました。
(今学習机を作っているのは小泉産業グループのコイズミファニテック㈱)
そして、これらの学習机は主用部材がスチールでした。
ですので、スチール家具メーカー(オフィス家具メーカー)の作る学習机を、
「元スチール家具メーカー系学習机」と呼びます。
この話、明日に続きます。