おはようございます、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
昨日から冷え込んできております。
皆様風邪など召しませぬ様お気を付けてください。
さて、
2年間は、学校に行かなかった我が子ですが、
意外なことに、「不登校児」ではなかったのです。
前回ご紹介した不登校児のための教室に顔を出すだけで、
「登校」となるのです。
不登校の時期の後半は、
時々部活も終わって子供たちが誰もいない学校に、
こっそりと行っていました。
学校の先生たちは、
「よく来たなぁ」
と、暖かく迎えてくれました。
これも、出席の扱いになりました。
でも、なんか、釈然としません。
きっとありがたいお話なのでしょうが・・・
学校に通うことができない子供たちの多くが、「登校児」扱いになっていると思われます。
県内の「登校児」とされている子供のうち、一体どのくらいの子どもが
普通に通うことができないでいるのでしょうか?
関係者の方々はご存知だと思いますが・・・
幸い(?)、我が子は何とか受験を通って高校に進学できました。
これは、本人の意思ではありますが、
『不登校は嫌』 『普通になりたい』
という願望がとても強かったのです。
授業を受けていない子供が勉強をすることは、とっても大変です。
孤独に、すごーく努力をするしかありません。
一緒に不登校の時代をすごした子供たちは、
進学した子も、しなかった子も今では立派な大人になっています。
社会に出て、頑張って働いています。
学校に行かない、という選択肢がもう少しだけ楽に選べると良いのですね。
最後に皆様にお願いです。
不登校の子供の親に
「まだ、行けないでいるの? 今にきっと行けるよ」
という、慰めの言葉をかける人がとっても多いのですが、
その言葉に傷つき、涙するお母さんがたくさんいます。
すでに負い目を持っている親御さんは、
これだけで、自分たちを否定されているような気がしてしまうのです。
いいんだよ。
学校に行くだけが全てじゃないんだ。
今のままで、いいんだよ。
急がずにゆっく過ごそうね。
そう、言ってあげて下さい。