家具とネットの関係・・・その4・家具

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は全国的に冷え込みました。

本日は成人の日です。

昔は1月15日でしたが、2000年から第二月曜日が成人の日になっています。

成人式に参加の皆様、寒くて大変ですが、立派な大人の人になって下さい。

 

さて、

今日こそ家具とネットの話です。

 

ネット上で商品を安く販売出来る理由は色々とあると思います。

その中で、私が一番注目するのは在庫負担リスクです。

だから、一昨日のブログで触れさせていただきました。

(昨日はブログお休みさせていただきました。) 

 

なぜ在庫なのか?

それは、私が家具屋の店主だからです。

家具店の経営にとって在庫は非常に大きな負担だからです。

 

家具は高額です。

特に、丸屋家具に展示中の家具は高額です。

合計すると、ん千万円にもなります。

丸屋家具みたいな小企業にとっては資金繰りに直結する大問題です。

 

家具は大きいです。

展示するのに広大な展示スペースを必要とします。

そこに関わる照明代、冷暖房代・・・そして固定資産税・・・

丸屋家具みたいな小企業にとってバカに出来ないコストがかかります。

 

在庫を持つこと・・・それ自体がリスクです。

全てが売れる訳ではないので・・・

もちろん、注文を受けてから仕入れるのならノーリスクです。

 

だから、

もし、在庫リスクを持たない家具店がネット上に現れたら・・・

でも、未だに現れていません。

検索して出てくる家具の販社は、実店舗も持っている家具屋さんがほとんどです。

 

家具メーカーが、やがては業界の首を絞めることになるであろう所と取引をしないからでしょうか?

そうは問屋が卸さない・・・なのかも。

 

それはともかく、

丸屋家具としては、たとえネット上にその様なライバルが出現しても、

負けない方法を編み出さないといけません。

それは、お客様にどんなことがあっても支持される店になることです。

 

いやはや、とにかく大変な時代が訪れたものです。