おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。
つくづく思いますが、ブログを書くとは勉強であります。
誰が読むかも知れず、いい加減なことは書けません。
大した時間は掛けられませんが、それなりに調べてから書いております。
調べている内に、深みにはまって、本来の目的以外に飛び火して、
気が付いてみれば、ブログを書くのを忘れていた・・・などはしょっちゅうです。
しかし、インターネットは調べものには有り難いですツールです・・・感謝!
先日、柳宗悦がその価値を再発見した「木喰仏」に触れました。
その時にネットを読みまくって、なるほどと思ったことをお伝え致します。
「木喰仏」の作者は木喰上人(もくじきしょうにん)ですが・・・口偏の「喰」を使います
彼が「木喰」と名乗る由縁は、彼が仏教の「木食戒・もくじきかい」を受けたからです。
この時の「もくじき」は「食」です。
戒と律について・・・規則のことを「戒律」と言いますが、
本来の意味は仏教の言葉で、超簡単に書かくと、
仏教徒が集団生活をするにあったって守る約束事が「律」
個人が、仏教徒として守るべき約束事が「戒」
出家した時に「戒」を頂き、約束を守ります。
その時に名前も変わります・・・それが本来の「戒名」です。
更に、一般的な「戒」の他に、それぞれ個人に特別な「戒」も言い渡されます。
木喰上人が受けた特別な「戒」が「木食戒」
「木食戒」とは、五穀(米、麦、粟、ヒエ、キビ)或いは十穀(五穀プラス、トウモロコシ、そば、大豆、小豆、黒豆)
を食べないと決め(穀断ち)、山菜や木の実しか食さない約束です。
木食行・・・十穀を絶ち、山にこもって行う修行
木食行を実践している僧を「木食僧」、或いは単に「木食」と呼ぶ
遊行僧・・・行雲流水のごとくに一処に止住せず、常に諸方に明眼の師を求めて遍歴して
仏法を参学する僧を遊行僧または行脚僧、あるいは雲水という
参考にさせて頂いたページを以下にご紹介致します。
http://www.geocities.jp/ikoi98/photo/koushukaidou/koushu3/011.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2082761.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E5%96%B0