こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
昨日の続き、「学習机メーカーは大きく分けて2系統ある」を、本日は説明致します。
普通は「学習机の選び方」をこんな切り口からスタートしないと思うけど・・・家具屋らしいでしょ。
さて、今時は、「学習机」は小学校入学の時に買うとは限りません。
それでも、一番多いのは入学時点ですので、そのことを念頭にして、以下を書きます。
平均の結婚年齢等から推測される、新入学児童のご両親の年齢は、父親36歳、母親34歳とのことですが、皆さんは、いかがなのもでしょうか?
もちろん平均ですので、「私は全く違うぞ!」と怒らないで下さいね。(実は私も全然違います。)
すると、ご両親は自分の学習机を、28年~30年前に買って貰っていると言う事になります。
当時買って貰った学習机、どんな学習机でしたか?
スチール製ではありませんでしたか?
ハンドルが付いていて、高さの変えられる机って、あったでしょ。
これが、日本に於ける学習机の主流です。
高度成長時代から今日まで、学習机の歴史を築いてきたメーカーの製品です。
ですので、元スチールデスクメーカー系と呼びます。
この名前は、「学習机」の視点から見た名前です。
実際にはこれらのメーカーは、オフィス家具、スチール家具の巨大メーカーです。
この範疇に分類されるブランドは「コイズミ」「イトーキ」「オカムラ」「くろがね」です。
(メーカー名はちょっとだけ違います。例えば、コイズミファニテック㈱)
元スチールデスクメーカー系と、「元」を付けたのには理由があります。
丸屋家具に実際に見に来て頂ければすぐ分かりますが、今、当店に並べてある学習机に、「スチール製」はありません。
明日は、もう一つの流れの説明と、スチール製の学習机が無くなった理由です。