こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
学習机の選び方・・・4回目になります。
昨日は日本の学習机の歴史を築いてきたオフィス(スチール)家具メーカーの「元スチールデスクメーカー系学習机」のお話をしました。
今日はもう一つの流れを説明致します。
それは、昔から、「木の机」を作り続けてきた、(家庭用)家具メーカーの「学習机」の流れです。
「家具メーカー系学習机」と呼ばれます。
これらの学習机の特徴は、元々子供用の学習机として作られていない点です。
大人になってからも使える、「普通の机」、「木の机」です。
その為、子供が好むポケモン、ドラゴンボール、プリキュア等の「キャラクター」が付いていません。
次に、スチール製の学習机が無くなった理由を説明致します。
スチール製が無くなったと言う事は、木製学習机が主流になったと言う事です。
その背景には、日本経済の発展に伴う、時代の本物志向があったと思います。
それと、「少子化」です。
一人あたりの子供に掛けられる予算が増えたのです。
「スチール製」に比べて、「木製」は高価格です。
「本物志向」と「少子化」がそれを支えた訳です。
「木製化」はここ10年ぐらいの流れですが、年々単価は上がっています。
明日は、両者の違いを説明します。
(注・・・当店には展示されていませんが、安いスチール製の学習机も、まだ販売されています。)