こんばんは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
昨日の続きのお話です。
さて、学校に行くのを止めてしまったわが子ですが、
「見た目より深刻そうだな」・・・と言うことがなんとなく伝わってきました。
ですので、しばらく放っておくことにしました。
(そっとしておくとも言います)
そのときに子供に言い渡した内容があります。
「とりあえずは、学校に行かなくていいから、堂々としてろ。
昼間も家の周囲なら外へ出て身体を動かして良いけれど、買い物に行ってはだめだよ。
補導されてしまうかもしれないから(笑)
家の手伝いはしてね。」
最初の頃こそ、とても申し訳なさそうに大人しくしていました。
兄弟たちともよく遊んでしました。
でも、そのうちに、だんだん、朝起きる時間が遅くなり、部屋にこもるようになってきました。
午後に起きてきて、夜中までTVゲームをしています。
2ヶ月もたってくると、いらいらするのか、部屋の中で物を投げつけたりする気配がありました。
しかりつけると、恨みがましい目つきをします。
が、学校を休ませてもらっているという引け目があるのか、何も言いません。
この間、子どもからの相談はありませんでした。
ワタクシは、子供が落ち着くまでは、寛大な気持ちで『待ってあげている』つもりでいたのです。
その恩着せがましいおこがましさが、子どもに何となく伝わっていたのですね。
これでは相談なんて来ないだろうなぁ・・・今ではそう思います。
本心では、早く学校に戻ってもらいたかったのです。
でも、そのときは、
「学校が合わなくても、全てがダメなわけではないよ。ゆっくりと、道を探そうね。」
と、言いました。
その時は本当に、本心から言っていたはずなんですがね ・・・。
子供の方も、
何故いつまでも学校に行けないのか、自分でも分からずにジレンマに陥っていたのかな・・・
と今では想像しています。
ま、
親も子もはじめてのことでしたので、無我夢中の日々でしたね。
まだまだ、長い日々が続きます。
この話来週に続きます。