こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
毎日が寒くなってきましたね。
山には雪が降り積もってきました。
塩尻にも、冷たい雨が降ったり、雪が舞ったりしています。
ところで、皆様は雨というと、何を思い浮かべますか?
雨が好きな人って、どのくらいいるのでしょう。
私は保育園に行っている頃は、雨が大好きでした。
水たまりの上にはねる水滴を、あきずに眺めていました。
小学校の時は嫌いでした。
外で遊べなくって、つまんない!
ある夏、田舎に遊びに行ったときに父にそう言いました。
「せっかく、遊びに来たのに雨なんか降って」
すると父は、
「まあ、見てごらん。
雨にぬれると庭の木の色がだんだん変わってくるだろう。
葉っぱの色も変わる。池の色も違って見えないかい。
雨が降ると、世の中の色がすべて変わって、違う景色になるんだよ。
ちょっとの間、一緒に見てみないかい」
そう言われると、単純な子供なんで、わくわくしてきます。
なんか、不思議な世界に来たみたい。
埋立地の団地群の中で育った子は、土や庭を知りません。
今まで気に留めたことが無かった、おばあちゃん家の庭が、急に不思議な世界に見えてきました。
そんな話をしてくれた父も早くに亡くなり、
いつしか私も父の歳を越えてしまっています。
ふと、昔を思い出しながら、あの時から雨が好きになったのかなぁ、
なんて思っています。
皆さんは、どんな思い出がありますか。
雨は好きでしょうか。