亜麻仁油のこと・・・その3

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

雨の日曜日です。

時間によって、かなり強い雨脚になったりしております。

 

「亜麻仁油」について、

その3回めです。

明日、行う「オイルメンテナンス体験会」に関する薀蓄・・・

あまり知られていない「亜麻仁油」についての情報です。

 

その前に、

以前、トランス脂肪酸の話を何回か書きました。

食用油に入っている、人間が分解できない油のことです。

良かったら下記に書いてございます、御覧ください。

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=870

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=875

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=885

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=890

 

食用油ですが、

実は色々な種類があって、健康に良くないものも含む油もあるのです。

 

その中にあって、

近年注目されているのが、

今日お話する「亜麻仁油」です。

 

その前に、

植物が「亜麻」で、

油が「亜麻仁油」・・・・・・?

「仁」って何?

 

実は「亜麻」の種のことを「亜麻仁」と言います。

発音はアマニン。

その種から取る油だから「亜麻仁油」!

だから正式な発音は「アマニンユ」。

でも普通は「アマニユ」あるいは「アマニアブラ」と言います。

(杏仁豆腐の「仁」・・・杏の種・・・と同じですね。)

 

さて、

「亜麻仁油」、

以下、ウィキペディア等、ネットからの引用です。

 

亜麻仁油には人の体に不可欠な不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が多く含まれています。

α-リノレン酸には、血流促進効果やコレステロール・血圧の低下作用があります。

だから、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に効果があると言われています。

更に、α-リノレン酸は体内に入ると、EPAやDHAに変換するのだそうです。

 

これに対して、

サラダ油!

 

その前に、

なんでサラダ油と言うかというと、

当時、欧米ではやっていた食文化を取り入れたのです。

欧米では、生野菜に酢と塩と油を和えて食べることが流行っていたのです・・・つまりサラダのことです。

 

なんと、大正13年のことです。

日清製油(現在の日清オイリオ)が発売した「日清サラダ油」が初めだそうです。

透明度が高くて、冷やしても白濁しにくい、サラダに使える油を開発したんです。

それが後に、日本農林規格(JAS)が作られたサラダ油の始まりです。

 

サラダ油、実は白濁しないように精製された油です。

原材料に特に指定はありません。

残念ながら、精製の過程で健康に悪いトランス脂肪酸が含まれてしまいます。

 

う~む・・・

 

油の話ばかりになってしまいましたが、

オイルフィニシュに使われる油が、

健康にいいと言われる「亜麻仁油」なんですよ!